表示を考える

小さい頃「脱いだ靴をそろえなさい」とか「並んでいるところに割り込んではいけません」とかいう注意を、誰でも一度は受けたことがあるのではないでしょうか。こういった注意も、発達障害の子供達にとっては、一体何を怒られているのかわからないといったことがよく起こっているようです。こういったことを理解するためには、そもそもの「ルール」といったものを知っていることが大前提としてあるということが言えるでしょう。しかし、そのルールをまず理解していない側からすれば、一体全体どうして自分は怒られているのだろうと思ってしまうでしょう。子供達には、注意するよりもまず「どうしてそうなるのか」という理由付けとルールの理解を促していくべきと言えるでしょう。廊下を走ってはいけないとか、道を横断するときには一旦立ち止って左右をよく確認しなくてはいけないとか、順番待ちを無視して列に割り込んではいけないというような、大人にとっては「当たり前」と思われるルールを、子供達に理解してもらうことは非常にポイントとなる事と言えるでしょう。これは、持ち物などを判断するときにも重要で、自身のものではないものを勝手に使ってしまわないように、普段使っているものに名前を書いたり、自分の道具やノートなどにワンポイントのシールを貼るなどして「差別化」することも大切でしょう。保育園などでは「お名前シール」などの活用で、お友達のものと自分のものを区別する工夫をし、お友達のものを取扱う際には「お願いしなければならない」といったルールを学ぶ事ができるでしょう。それと同様に、上履きシールの上に上履きを揃えるとか、手洗い場を使うときには「このシールに沿って順番に並ぶ」とかいう表示の工夫がされているようです。日常のルールというのは、理由がわかってっこそ身に付くものと言えるので、まずは子供目線から「どうしてこのルールがあるのだろう」という部分に着目して考えていけると良いのではないでしょうか。

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